ドラゴンの育児録

6歳の自閉アスペルガー症候群の娘と5歳のグレーゾーンの息子の育児録。

なぜWISC-Ⅳ検査の結果は《私には》解りにくいのか?

先日、発達障害の6歳のうちの子のWISCという発達診断の検査をやっていきました
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WISC-Ⅳとは

WISC-Ⅳ検査は、心理学者のウェクスラーが開発した、世界中で使われている知能検査です。WISC-Ⅳ検査で発達障害の診断をすることはできませんが、お子さんの認知や行動性のバラつきを見るのに役に立ちます。知能検査にはいくつか種類がありますが、WISCは5歳0カ月~16歳11か月までの子どもを対象としており、発達障がい児もしくはグレーゾーンの子が受ける検査として知名度が高いものです。
様々な課題(言葉の意味を問うもの、積み木や絵を使った作業、簡単な記憶力を問うものなど)に取り組むことで、全般的な知的能力を示す全検査、特定の認知領域の知的機能を表す4つの指標(言語理解、知覚推理、処理速度、ワーキングメモリ)を算出し、子どもの知能を多面的に把握していきます。そこから子どもの得意な部分、苦手な部分を明らかにします。

実際のところ、私は検査の時、子供と一緒に同じ部屋に入っていないので、具体的に何をしたのか分からないのですが、結果だけは母である私に教えていただきました。

貰ったのが、コレ👇
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ただこの結果だけ見てもさっぱり何が何だかわからんのです


先生は言いました
やはり凹凸がある結果ですね。」

『凹凸があるのはもうわかってるんですよ。私は具体的に何をどうしたらいいの???』(私の内心。)みたいな感じで。

その後細かい説明もあったんですが聞いてもよく分かりませんでした。

結局、この検査をやる意味は特別支援級に入る手前、こういうテストを受けないと客観的に判断している証明がないってことなんでしょうか?




実施検査: WISC-IV 知能検査<検査結果〉
※『全検査』内で結果に大きな差があったため、個人内の能力のアンバランスさを踏まえて解釈する必要があります。 ※『言語理解』と『知覚推理』 の指標内で結果に大きな差があったため、各指標を1つのまとまりとして解釈することは
困難です。

【検査態度】

入室時初めて会う検査者に対し緊張している様子が見られましたが、検査者に対して親和性が高く、

コミュニケーションも良好で、 スムーズに母子分離することができ、 お母さまと別室での検査実施となりました。

・検査中に部屋の外の物音を気にする様子や、 検査に慣れてくると着座姿勢が乱れていく、教材を触りたがるなど注意の散漫さや自分のペースで進めたがる様子が見受けられました。

【知能の特徴】

「平均」 となりました。 全検査IQ の数値は 92となりました。 全般的な知的水準は 『平均の下 だし、 各指標間に得点差があったため、個人の能力のアンバランスさがみられました。

・各指標の数値を比較し、 個人の中の能力差を検討したところ、

『言語理解』<『知覚推理』、 『言語理解』<『処理速度』、 『知覚推理』 > 『ワーキングメモリー』、『ワ ーキングメモリー』『処理速度』 の指標の組合せの間で、 統計的にはっきりとした差がみられました。

【指標得点の特徴】

『言語理解』(ことばで思考・表現する力、知識や語彙の力) 指標においては、「平均の下-平均 』 の範 囲内という結果が得られました。 本児にとって、言葉の共通概念を推論し説明することは、得意な能力と言えますが、 一般的知識や体験的理解について言葉で表現することは、本児の中で苦手な能力で あり、指標内において大きな差が見られました。 言葉での説明において、 発話量は多いものの、説明 していくうちに話が広がってしまい、 問いからずれていってしまう様子が見られました。


非常に難しい言葉で書かれいてつかみづらいんです。例えば《知覚推理》とか《体験的理解》とかイメージが付きづらいのです。もう少しかみくだいて説明してほしいな~


単に私の頭がよろしくないだけかもなぁ~(笑)